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地中海沿岸が原産地。球根はデリケートで、赤花を主体にピンク系やブルー系、白色の花色があります。植えつけ後、雨による急激な吸水や暑さの戻りがあると腐ったりすることも。耐寒性が高く、北海道でも露地で冬越ししますが、葉が傷むと花つきが悪くなるので、霜除けをして傷みを防ぎます。

名前の通り、甘い芳香を持つ地中海沿岸原産の草花。本来は多年草ですが、園芸上は一年草として扱われています。夏が涼しい地域では、宿根することもあります。花後に全体が半分ほどの高さになるまで茎を切り戻すと、もう一度花が楽しめます。

ディモルフォセカの中でも宿根性種は、別属の扱いで、オステオスペルマムと呼び分けられています。白の他、ピンクや紫色の花色があり、最近ではバターミルクの花も登場しています。暑さに強く、適温は15~25℃。成株になると-5℃ぐらいまで耐えられます。

明るく暖かな色合いで世界中の窓辺を飾る花。丈夫で乾燥に強く、挿し木で増やせます。豊かなバラエティも自慢。正式な学名はペラルゴニウム。花もちがよく、色や形も豊富という多彩な魅力から、現在も高い人気を誇ります。常緑ですが、冬は零下にならないように注意します。

キク科の宿根草。明るく鮮やかな色彩が特長で、花壇の主役にぴったりですが、ボーダーガーデンのポイントカラーとしても使えます。一重咲きのほか、近年品種改良が進み、八重咲き・半八重、花びらが細く尖るスパイダー咲き、矮性種と多彩。冬は気温が0℃以下にならない場所に置き、霜除けをします。

花芯の黄色を太陽に見立てた、day's eye (日の目)が語源。原種は1~3cmと小さな花ですが、改良種には4~6cmのものから7~8cmの巨大輪も。花色は淡紅をはじめ赤やピンク、白など。平たい花弁と細い管のような花弁の2タイプ。真夏に強い日ざしを避けて涼しい場所で管理すれば、翌年にも花を楽しむことができます。

1989年にサントリーが開発した、ペチュニアの新品種のひとつ。Surf(打ち寄せる波)とnia(ニア) を組み合わせた名前の通り、波打つように下垂して咲きます。雨や暑さ、寒さにも強く、丈夫で初心者でも簡単に育てられることで人気です。

キク科の一年草で鮮やかな黄色や橙色。しっかりした花形で、寄せ植えの主役にもなる、十分な存在感が魅力。日当たりを好むので、できるだけ直射日光のあたる明るい場所で育てます。

正式名称は「プリムラ・ジュリアン」。プリムラとはラテン語で「最初の」という意味で、他の花に先がけて春一番に咲くことに由来します。赤や白、黄色やピンクなど、鮮やかな色で人気の品種。寒さに強く、屋外の日当たりの良い場所が適していますが、高温多湿には弱いので、夏は風通しの良い日陰に置きます。

世界に300種あるナデシコ属。最大の魅力は丈夫さと豊富な花色です。青と緑を除くほとんど全ての色が揃っており、覆輪や斑紋が入るものもあります。花形一重・八重・半八重・フリンジや房咲き、とバラエティに富み、美しい銀色や灰緑色、青緑色など葉も魅力。日向を好みますが、高温には弱い品種もあります。土はなるべく乾燥ぎみに。

黄色い花芯に白い花びらが、清々しく清楚な雰囲気の花。最近になってスノーランドという品種が登場するまで、一品種しかなかったため、「ノースポール」という名称が一般的です。寒さには強く、暑さは苦手。一年草ですが、こぼれ種で増えることもあります。

「聖母マリアの黄金」という意味で、学名のタゲテスは、美の女神タゲテスに由来しています。黄・赤・オレンジ、これらの混色などがあり、花形もシングル咲き・ダブル咲き・カーネーション咲きなど、種類が豊富。根から出る成分に、土の中に潜むセンチュウを退治する働きがあるので、花壇や畑の害虫駆除の目的で植えられることがあります。

ビオラトリコロールを中心に改良された花で、「思索する顔」を思わせる花形から、フランス語のパンセ(思索の意味)に由来して命名されました。現在では400種以上の品種があり、秋から春の草花として最も人気のある花のひとつ。豊富な花色や姿の可憐さで、19世紀の園芸種誕生以来、人々に愛され続けています。

背が低く、キュートな姿が魅力。密集する小さな花がブドウの房を連想させることから、ブドウムスカリとも呼ばれています。数年植えっぱなしでも、確実に花を咲かせるほど日本の風土にぴったり。育てやすい球根植物です。寄せ植えのワキ役としても重宝されます。

ビオラトリコロールなどの野生種が交雑して生まれたもので、パンジーの近縁種ですが、原種に近い小輪種のことを、特にビオラと呼び分けています。可憐で凛とした美しさが魅力ですが、パンジーよりも丈夫です。一年草ですが、冷涼な地域では宿根することもあります。

原種はカップ状の花ですが、改良が重ねられた薄絹を幾重にも重ねたようなボリュームのあるバラに似た大輪花がよく知られています。球根を乾いたまま植えると腐ることがあるため、アネモネと同様、植えつけには細心の注意が必要です。

明るく暖かい窓辺で丈夫に育ちます。次々に花茎を伸ばし、先端に花を咲かせ続け、豪華な感じを演出できる花です。暖房の風が直接当たるような場所は避けます。

長く伸びる花軸に金魚の尾ひれのような花を多数つけ、4月から5月にかけて次々に開花します。一年草または多年草で、園芸用としてよく目にするのは、ヒメキンギョソウの別名を持つリナリア・マロッカナ。花壇に群生させると野生の花畑のような雰囲気がつくれます。

朝顔に似た花形で花期が長く、花色や大きさ、株の形状などが多彩です。露地、コンテナ、ハンギングなど、幅広い楽しみ方があります。雨で花びらが傷みやすいという弱点の改良も進められています。

堂々たる草姿は他を圧倒。ボリュームのある長大な花穂も艶やかで華麗です。草丈の低い矮性の一年草もあります。過湿に弱いので、日当たりと水はけのよい場所で育てます。やせぎみの土地でもよく育つので、多肥には注意。

耐寒性一年草、または多年草。通常4枚の花弁を持ち、半球状に咲きますが、八重咲きの品種もあります。一番多く栽培されるアイスランドポピーは、夏の暑さに弱く、寒さに強いのが特徴です。

ヨーロッパ原産で、和名は英名の「forget-me-not」を直訳。「私を忘れないで」という切なる思いのように、可憐で小さな花です。秋に種を蒔くと、春から夏にかけて開花します。草丈が20cm程度の品種は、背の高いチューリップなどと混植すると、花壇に立体感が生まれ、色の組合せも楽しめます。